看護師さんが身に着けている時計、どんなものか気にして見たことはあるでしょうか?
看護の現場では1分1秒を争う患者さんの対応もあります。そういった意味でも、看護師には時計はなくてはならないものです。どの看護師も腕時計もしくは懐中時計を必ず身に着けています。
脈を取ったり、点滴の落ちるスピードをみたり、回診の時間をみたり。そのため職業の中でも看護師は、1日に時計を見る回数が、普通の人より数倍多いかもしれません。
看護の現場では手を洗うこと、消毒すること、手袋をすることなども頻繁にあって、汚れることも想定した身なりをしているのですが
時計もそのうちの一つです。
なので、多少汚れたり水に濡れても平気なタイプの、例えばスポーツタイプのちょっと大きめの時計を身に付けていたり、腰ベルトや胸ポケットから下げるタイプの汚れや濡れにくい場所に懐中時計を身に着ける看護師さんが多くいます。
看護師さんによっては、きちんと秒針で計りたいのでアナログ式の懐中時計を持っている方もいますが、夜の病室では暗くてその秒針がはっきり見えなかったり、急いでいる時に時間を見誤っては大変なので、ボタンを押すと光るタイプや、蛍光塗料の付いているデジタル式の時計を愛用する方がいます。結果としては看護師さんによってまちまちです。
24時間勤務の夜勤のある入院設備を整えた病院では若い看護師さんが多いので、スポーツタイプのデジタル式腕時計をしている看護師さんが多くみられると思います。
まとめますと「多少汚れたり、濡れても平気であり、暗い場所でも時間を確認する比較的丈夫な時計」を愛用する方が多いでしょう。