看護師は人手不足であり、多くの病院が看護師を必要としています。そのため他の仕事に比べると就職しやすいのですが、やはり自分で動かなければ働き口は見つかりません。

看護師資格を持っていたとしても、病院側から連絡が来るわけではなく、看護学校から情報を得たり、看護師専門の就職説明会に参加したり、自分で病院に問い合わせたりして、就職口を見つけなければなりません。

以下で紹介しているのは就職先の見つけ方の代表例です。

情報収集を行う

念願の看護師の免許を取得出来た時、次のステップは医療機関への「就職活動」する事です。

看護師資格を持っているからといって病院側が声をかけてくれるわけではありません。ですから、自分の考える働き方を考えておく事が必要です。

看護師のスタイルにはタイプがいくつかあります。待遇面をはじめ、就職するにあたって色々希望する条件があるでしょう。ですから、看護師の募集情報を集めることは大切です。
看護師を募集しているところをいくつか探し、色々な募集情報を集めることで、自分に合いそうな条件の職場が見つかるかもしれません。

就職活動を行う時期は早くて3月、遅くても5月には始めるべきとされています。看護師の就職情報を収集する方法はいくつかあり、まずは『看護フォーラム』とよばれている「合同説明会」が実施されているので、そこで就職したい病院の候補を具体的に絞ることも看護師として就職する方法の一つとなっています。

合同フォーラムは実際に足を運ぶ必要がない情報収集であり、合同フォーラム以外にも実際に足を運ぶ必要のない情報収集が出来るのは「インターネット」による情報収集です。

就職情報の中で『カンゴジョブ』をはじめとする医療系の就職情報に特化し、情報を提供するサービスをしているサイトもあるので、パソコンを持っているなら情報収集をいつでも行うことが出来ます。

それから看護学校に入学している場合、その学校にも就職に関する情報が流れてくることがあります。

資料請求を行う

看護師として活躍したい病院が決定したら、次はその病院に資料請求をしましょう。最終候補に絞ってから資料請求をする事はありません。候補は多い方がいいので、気になるところがあればどんどん資料請求を送りましょう。

そして看護師として活躍する為には、就職試験をパスしなければならないので、希望した病院で絶対に看護師として就職出来るわけではありません。

ですから、働いてみたい病院の候補は少しでも多い方がいいので、気に入ったところはとことん資料請求をしておく必要があります。

資料請求を行う際、気になった病院へハガキを送るというのが通常の資料請求方法です。

資料請求をすると、その病院から書類がいくつか送られてきます。病院により返送するものに違いがあるかもしれませんが、病院案内のパンフレット、看護師の就職試験の募集要項が基本的に入っています。

就職する病院を選ぶには資料を請求するだけでなく、実際に病院に訪れてみるのも大切です。見学会といった形で現場を見学し、病院の雰囲気を確認することが出来ますから、実際に足を運べばより見極めやすくなるでしょう。資料請求をした際、見学会についての要綱も同封される場合があるので、見学会があるところは積極的に参加してみるべきと言えます。