准看護師学校について

看護師を目指している人の中には看護師の資格を取得する為、初めに准看護の資格を取得してから看護師の資格を取得する人もいます。准看護師になるには、都道府県知事から准看護師の免許を交付されるようになっています。通常、准看護師学校は二年コースになっており、准看護師学校をきちんと卒業出来れば、准看護師試験を受験する資格を得られます。

そして准看護師試験を見事合格し、准看護師資格を得る事が出来れば、次は進学コースへ進学します。ちなみに進学コースも2年課程となっています。進学コースを卒業出来たら、看護師の国家試験を受ける資格を取得できます。なので、準看護師学校に入学してから、短くて4年程で看護師の国家試験の受験資格を得られるようになります。

准看護師学校の特徴は、定時制の学校が多く存在します。その為、仕事を他に持ちながら准看護師の資格を取得することも可能なので、そういったところも含めて魅力的な学校となっている様です。

通常ならば仕事と勉学の2つを両立させるという事は難しいですが、准看護学校のように定時制であれば仕事と勉学を両立させる事が可能になるので、准看護師学校が人気になっているのも仕事・勉学を両立できる事がその理由と言えるでしょう。

看護師試験の合格率について

看護師の国家試験は一年に一回行われており、合格率はどうなっているのか?合格率によって、試験の難易度をある程度知る事が可能です。看護師の国家試験の合格ラインは毎年少々違いがあるとされています。

2007年に行われた看護師国家試験の合格ラインは、必修試験が30点満点で24点、その他の問題は269点満点中194点以上が合格ラインとされていました。しかし2007年には問題を調整する為に一問採点外された事で誤差が生じました。正答率が必修試験だと8割以上、他の試験では72%以上求められる計算となります。なので、試験の合格ラインのみを見ると、難易度は結構高い試験と考えられますが、合格率を見てみると案外そうでもない事がわかると言われています。

上下の変動は少々ありますが、毎年看護師の国家試験は9割前後の人が合格していることがわかっています。看護師になる為に必要な知識を身につける為勉強し、その看護師養成学校を卒業する事が出来れば、看護師の国家試験はそんなに難しくない試験となるでしょう。ですから看護師の国家試験より、養成学校を卒業する事の方が難しいと思われる人が多いと言われています。