看護師として働くためにはまず、看護師資格が必要となります。看護師資格を取得するためには、看護学校などに通い、受験資格を取得しなければいけません。

資格を取得した後は、就職先を見つける必要があります。看護学校で紹介してくれることもありますが、自分で探す方もいます。今回は自分で就職先を探す方のために「就職・内定までの流れ」を紹介したいと思います。

看護師志望者向けの見学会

看護師として活躍する為、病院に就職する際は資料請求だけでなく、病院に実際に訪れて現場を自分の目で確かめたいという人は多いと言えるでしょう。これから自分の職場となるところなのですから、実際に見てみる必要があります。

病院は看護師を志望する人の為に、実際に現場を見せてくれる見学会を行っていますから、その見学会に参加する事でより自分が働きたい病院かどうか見極めることが出来ます。見学会に参加すると、現場を見るだけでなく実際に体験することも可能なので、実際にそこで働くイメージをしやすいですし、病院のスタッフと直接話が出来ますから、職場の雰囲気も理解しやすいと言えるでしょう。

職場のスタッフと話をする事が出来るというのは、スタッフに様々な質問を出来るということでもありますから、気になった事やわからない事をどんどん質問しておくべきです。

見学会の他に“インターンシップ”に参加する事も重要といえる体験になるでしょう。何故ならインターンシップは見学会と似たようなものですから、現場での経験をインターンシップを積む事で積み重ねられます。

インターンシップでも見学会と同じ様に自分が働いてみたい職場かどうか確認することが可能です。チェックする事で病院の現実に触れることが出来る為、妥協を図ることも出来ます。病院の中には説明会を行っているところもありますから、説明会にも参加することで、候補として考えている病院を比較して考えることが出来る為、最終候補を絞れるようになってきます。

看護師採用試験で行われる面接について

看護師として採用してもらえるかどうか、試験をパスしなければなりません。病院によって違いがありますが、基本的に“筆記試験”“面接”の2つで考査される事が多いとされています。看護師の採用試験で行われる面接は一体どのように行われるのか?看護師としての面接は、採用試験を受けた病院によって違いがあると言われています。

面接形式は1対1の面接スタイルのところが多くあります。ですが、一人の看護師希望者に対して、複数の面接官がついて質問を行う場合もあるようです。別のケースもあり、複数の看護師希望者がいて、面接官が同じ質問を同時に行うといったグループ面接もあります。

面接で質問される内容も病院によって様々ありますが、病院以外のところでも確実に質問されるのは「何故ここで働こうと思ったのか?」という質問でしょう。少なからず、この質問に対しては明確に答えられるようにしておくべきと言えます。非常に重労働になっている“看護師”は、看護師免許を持っているにも関わらず、何と看護師免許取得者の半数が看護師として病院に勤めていないという分析結果が出ています。

その為、面接官から看護師として就職をする前に、看護師の仕事がいかに過酷であるか話をされます。ですから、しっかりと“自分は出来る”という意思を伝えることがポイントです。自分の意思をはっきり伝えることが面接で合格できるポイントになるでしょう。

病院から内定をもらったら?

看護師として就職する為に就職活動を行っていると、内定を病院から貰う事もあります。もし内定をもらったら、どういった返事をすればいいのか?その内定をもらった場所が1つの病院ではなく、複数の病院から貰うことがあるかもしれません。そのような場合、どの病院にするか早く決めなければなりません。

もし複数の病院から内定を貰った際、その中に最も働きたい病院があれば、第一希望以外の病院に内定についてお断りの返事を早めに出しておきましょう。何故なら内定を断られたという事は、他の看護師を採用しなくてはならないからです。勿論内定をお断りする病院だけではなく、就職することに決めた病院にも早めに返事を送りましょう。

病院は新しい看護師志望者を受け入れる準備をしなければならないので、勤めたいと決めた病院にも早めに内定の返事をする必要があるのです。病院によって内定を受け入れた人に対し、更に書類の提出を求める場合がありますから、必要書類の提出をしなければならない際は確実に期限内に提出するようにしましょう。