看護師に求められるもの

看護師の仕事のイメージは忙しく走りまわっているというイメージがあるでしょうが、そのイメージ通りかなり体力を消耗する職業ですので、体力が必要となります。救急の患者が運ばれれば真っ先にそちらへ向かい、夜勤も珍しくなく頻繁にありますから体力も求められる為、体力も必要とされます。

看護師になる為に必要な能力

看護師になる為には、医療に関する知識、ある程度の体力を身につければ看護師を勤めることが出来ると思いがちですが、知識と体力があればそれでいいとは限らないのです。医療の知識を身につける事も確かに重要ですが、看護師は医療の専門家であり、そして患者さんの身の回りの世話をするという事も重要な仕事になります。

長い入院生活で、患者さんは人と接する機会が通常の生活より減ってしまいます。その為、患者さんは人と話したい欲求が湧いてきやすくなります。そういう時こそ、患者さんの身近にいる存在である看護師の出番と言えるでしょう。

入院で人と接する機会の減った患者さんは人と話したい衝動にかられるので、身近にいる看護師さんに声をかけることは少なくないですから、患者さんが声をかけてきた際にどう反応するかが重要なポイントとなります。

つまり看護師になる為の知識を身につける他に、患者さんとある程度話す為にコミュニケーション能力が必要という事です。

ある程度コミュニケーションを身につけていれば、患者さんの“人と話したい”という欲求を満たし、精神を落ち着かせることも出来ます。

患者さんとコミュニケーションをしっかりとる事で患者さんの精神が落ち着かせる事は大切なので、コミュニケーションを身につけるのは重要と言えるでしょう。

昔からよく“病は気から”という言葉がありますから、患者さんの心を元気にする事により、患者さんの病気を良くする為のきっかけにもなるので、看護師の存在はキーパーソンとなります。

それから、患者さんのお見舞いに来るのはほぼ家族でしょうから、患者さんだけでなく、家族ともきちんとコミュニケーションをとる事は大切です。
何故なら、患者さんの家族とコミュニケーションをきちんととっていれば患者さんの現在の詳しい状態、今後の治療方針について家族がしっかり理解出来るからです。

患者さん以外にもコミュニケーションは大切

患者さんやその家族以外にも、同じ職場で働く医師、他の看護師とも当然接するわけですから、コミュニケーションは大事です。

皆が皆人と接するのが得意ではないでしょうから、コミュニケーションが苦手…という方でも看護師になりたいのであれば、仕事のコミュニケーションだけでもとれるようにしましょう。