私は2年前から体調を崩してしまい病院に通っているのですが、そこの担当の先生は体の調子のことだけでなく、色々な話を聞いてくれるのでとても助かっています。

今までのイメージを覆すお医者さんとの出会い

お医者さんというと、症状を聞いて薬を出す、という事務的な作業しかしてくれないというイメージだったのですが、その病院の先生は体の治療だけでなく、心の治療まで同時に行ってくれるという感じなのです。

時にはこうしたほうがいいんじゃない?というアドバイスもくれるので、とても信頼していますし、尊敬もしています。

生活面まで深く聞いてきて相談に乗ってくれる

体調を崩した原因は仕事のきつさとそれによるストレスだったのですが、最初に診察してくれた時は本当に事細かに仕事について、私生活についてなどたくさんのことを質問されました。

どんな仕事をしているのか、それは肉体的に辛い仕事なのか、人間関係は良好か、睡眠・食生活は規則正しくできているのかなど、ここまで話さなきゃいけないの?と少しためらってしまうほどでした。精神科や心療内科でもないのに、そこまで掘り下げて話す必要があるのかと、疑問に思ったのです。

けれど、その話は今はとても重要なことだったのだと理解できています。同じ症状の患者さんでも、その人の現状によってしっかりと治療方針を立ててくれるため、完治までの道のりを短くすることができるのだろうなと感じました。

些細なことでもそれが病気の原因の一つになっていたりもするので、話をたくさん聞きだすということってすごく大事なことなんだと思います。

3か月に一度の心のケア

そのお医者さんには今でも3か月に1度のペースでお世話になっていますが、診察の時は必ず、今は忙しいか、仕事内容は変わったかどうか、私生活は充実しているかなどを聞かれます。

そして診察の最後の時には必ずあんまり無理をしないでね、と一声かけてくれるのです。その一声がすごく励みになっています。

その先生は口調もとても優しくて、まるで自分の母親かのように心配してくれます。こんな先生は、ほかの病院では見たことがありません。体の治療だけでなく、メンタル面もサポートしてくれる先生に出会えたことで、体調は順調に回復し、今はいい状態を保つことができています。

腕や評判も重要 でも「親身」も重要なこと

腕のいいお医者さんがいるところ、評判のいい病院を選ぶというのもとても大事なことですが、親身に話を聞いてくれるお医者さんがいる病院を選ぶというのも重要なポイントなんだなと改めて感じました。

その病院は基本予約制なのですが、体調に異変を感じたらいつでも来ていいからねと言われているので、安心して毎日を過ごすことができています。

一言

お医者さんにもいろいろな方がいます。

病気を治すことはもちろんですが、そのほかにも心のケアもしてくれるお医者さんは貴重な存在です。

お医者さんというと、そっけない、冷たいと思われがちですし、実際そういった方は多い印象です。

ただそんな中、親身になり、話を聞いてくれる方もいることも事実です。

どんなお医者さんが自分に合うかわかりません。なので、1つの病院に固執せず、自分に合った病院、お医者さんを探すことが重要でしょう。